オモチャの業界は意外に男社会…。だからこそ女性らしさが活かされる
バンダイで知育玩具の企画開発を手がける藤田さん。一昨年、出産を経験したばかりのワーキングマザーでもある彼女に、女性が社会で働き続けることについて聞いてみました。
「企画開発に配属される以前は、営業職だったのですが、そこでは男社会であるオモチャ業界の洗礼を受けました(笑)。というのも、当社の場合、玩具の流通ルートを問屋さんにご協力いただいているのですが、問屋さんは男ばかりの社会。昔気質で実直な方が多く、学校出たての新米女子社員が信用を得るのはなかなか大変でした。しかし、逆の見方をすれば、“男社会だからこそ女性らしさが心強い味方になる”ものです。あえて女性らしい柔らかな物言いなどを心がけた結果、企画開発に籍を移した今でも、柔らかな対応や細かい気くばりは、私の大切な財産となっています。女性が社会で働き続けるには、男性と肩を張り合うよりも、女性らしさを個性ととらえ、自分にしかできない働き方をみつけることが必要です。当社は女性社員が全体の約3割と少ないものの、産休復職率は100%を誇ります。社内の理解や協力はもちろんのことですが、男社会に鍛えられ、女性らしい自分なりの働き方を磨いた結果が、この数字につながっているのだと思います。甘やかすばかりでは、かえって女性のためにならないということですね(笑)」